MENU

外壁塗装時の疑問!ご近所挨拶は?洗濯物は?ニオイや騒音は?

 

外壁塗装をする場合、多かれ少なかれ周辺に迷惑を掛けることは間違いありません。

賃貸アパートなどで暮らしている場合と違って、隣近所の付き合いは大切ですがなかなか難しいのも事実。

外壁塗装する前から気を遣う必要がありますが、すでに近所との関係があまりしっくりきていない場合は余計に気を遣います。

いったいどのようなことに気をつければよいのか、みていくことにしましょう。

目次

外壁塗装前のご近所への挨拶は必要なのか

騒音やニオイなど、周囲への影響は少なからずある

周辺の影響は様々あります。まず、作業車が出入りするため、交通の妨げになる場合があります。

狭い路地を入っていく必要がある場合は、車の対向にも困るでしょう。

そのほかには

  1. ニオイ
  2. 騒音
  3. 塗料の飛散等がないか心配
  4. 洗濯物が干せない
  5. 景観が悪くなる

などの影響があります。

突然の工事が始まり、それが隣の家の工事だったら、やはり良い気持ちはしないでしょう。

実際の苦情として、前述したものの他に、「工事車両が車道や歩道に駐車してあり邪魔」、「普段見慣れない工事関係者が居て、なんだか怖い感じがして不安」という声も寄せられています。

知らせることで心構えと対応をしてもらえる

事前に知らせておくことで、前述したようなトラブルを避けることができます。

もし、こちらでできないことでも、あらかじめ知らせることで回避策を講じてくれることもあります。

例えば、工事中は家にいないようにする、洗濯物は工事中でない夜間に干すなどです。

また、工事期間もお知らせすることで、いつまで我慢するか見通しもつき、安心感を持って予定を立てることができます。

業者が挨拶に行く場合でも、自身も挨拶に出向くのがベター

日頃から交流のある隣人なら良いですが、あまり交流のない人や、気難しい人の場合はなかなか挨拶に行くのが難しいかもしれません。

それでも、工事をする前には、最低限の告知をかねて挨拶はしておきましょう。

塗装業者も作業を始める前には挨拶に行くことが一般的になってきましたが、できればその前に挨拶をして

おくと印象がよくなります。

もし、いきづらい場合は、業者に同行する形で挨拶に行くことも工夫の1つです。

とにかく顔を合わせることが大事です。

もし、夜勤等で顔を合わせることが困難な場合は、手紙を置いておくことで対処しましょう。

どの範囲まで挨拶をしておくべきか

向こう3軒と裏の3軒、両隣には最低限挨拶に行こう

「向こう三軒両隣」といいますが、向こう3軒と裏の3軒、両隣は最低限挨拶をしておきましょう。

これ以外にも駐車場が近くにあって飛散の恐れがある場合や、風向きによっては塗料のニオイや飛散の恐れがあるお宅は挨拶しておく方が無難です。

実際に挨拶を行う際のポイント

挨拶のタイミングは工事の始まる1週間前を目安にする

挨拶はいつ頃行けば良いのかは、迷うところかもしれませんが、1週間くらい前がよいと思います。

相手先にも準備の期間が必要ですし、あまり早すぎても忘れてしまうこともあります。

「1ヶ月先の予定を今頃から決められない」と思われる人もいるかもしれません。

また、一度行ったけれど不在だった場合、時間を変えて訪問する必要があるかもしれません。

再訪問の余裕も考えて挨拶の日程を組んでください。

挨拶の際には手土産を持参する

挨拶の際にはちょっとした手土産を持って行った方が良いでしょう。

金額的には500円から1000円程度のもので、のしがかかっていればよいと思います。

あまり高価なものは返って気を遣わせてしまいますし、日頃交流のない人ではビックリしてしまいます。

タオルや洗剤など、日用品かお菓子などでかさばらないものがよいでしょう。

挨拶の際には手土産を持参する

実際に挨拶を行う場合、伺ったお宅の全ての人と顔を合わせるのが理想ですが、お互いの仕事の関係等で会えない場合もあります。

できるだけの努力はすべきですが、どうしてもダメな場合は書面をポストに入れておくことになります。

また、たとえ在宅であったとしても、応対してくれた人が家族に伝えるのを忘れていたということも考えられます。

在宅であっても、一応、書面を一緒に渡しておくと安心です。

挨拶に行く範囲にマンションがある場合は、一件ずつ回ると大変ですが、かといってチラシのようにポストに放り込んでおくのも失礼で、周知ができるかどうか疑わしいものがあります。

そのような場合、管理人さんに書面を手渡し、掲示してもらうようにお願いしましょう。

必要な枚数分をコピーしておいておくことも忘れずにしたいところです。

いつも交流がある隣人ならスムーズにいくでしょうが、面識がなく苗字も知らないという場合なら、自分の名前を名乗ってから、「〇〇さんの隣の家です」など、場所を詳しく説明しておく必要があります。

丁寧すぎるくらいの説明でちょうどよいと考えてください。

伝えるべき、忘れてはいけない内容としては、以下のものがあります。

  1. 自分の名前、住所、連絡先
  2. 施工業者の名前、住所、連絡先
  3. 工事の期間(※予備日も記載しておく)
  4. 工事中の時間(※開始時間・終了時間の明記)
  5. 土日の工事について
  6. 施工内容(※塗料の種類)

もし、工事の騒音が問題で避けて欲しい時間帯があるなどといわれた場合には、「工事業者に配慮するよう伝えておきます」といったん答えておき、業者のほうから連絡をしてもらいましょう。

あくまでも自分で抱え込まないことが大事です。

まとめ

近隣との交流は災害時の対応などでも最近注目されてきています。

日頃から交流があれば、外壁塗装などのメンテナンスで迷惑を掛けるようなことがあっても、比較的スムーズにいきます。

特に工事があるからというのではなくて、日頃から挨拶をしておくことは基本だと思ってください。

しかしながら、引っ越したばかりで交流がない場合や、気難しい人がいて、すでに挨拶しづらいこともあるでしょう。

そんな場合こそ、事前の挨拶は欠かしてはなりません。

ほんの些細なことでトラブルが大きくなることもあります。

挨拶はそれほど緊張しなくてもよいので、少しの手土産を持って、必要なことを簡潔に伝えることもポイントです。

仕方ない場合はポストに投函してもよいですが、後から電話で確認するなど、周知徹底の努力はしましょう。

もしトラブルが起きたときには、直接業者と話してもらうようにお願いし、即答は避けるようにしましょう。