FX取引

FXのリスクヘッジの為のストップ注文「逆指値注文」

指値注文がレートを指定して注文することはご存知かと思いますが、今回注目したいのは「逆指値注文」で、指値注文とは逆の意味合いを持つ注文方法となります。

FX取引で非常に重要な注文方法の一つですので、ここで逆指値注文の意味とその使い方をしっかり頭に入れてください。

FXのリスクヘッジの為のストップ注文「逆指値注文」

逆指値注文とは今のレートより不利な価格で指値注文をすることです。

たとえば、今のレートが110円で「111円になったら買う」、または「109円になったら売る」という注文方法です。

レートを指定した注文という意味では指値注文と同じですが、今のレートより不利な価格で注文をする逆指値注文は、指値注文の全く逆の注文方法になります。

逆指値注文は非常に便利な注文方法で、トレンドが発生したときに乗りやすくなりますし、損失を一定の範囲で抑える「損切り」のための注文方法です。また、利益確定のための注文方法としても利用できます。

使い方はいろいろありますが、為替相場のさまざまな局面で利用できますので、是非とも覚えておきたい注文方法なのです。

逆指値注文の具体的な使い方

逆指値注文方法の使い方を上で簡単にふれましたが、ここで詳しく解説していきます。おもな使い方は以下の3点です。

上昇トレンド・下降トレンドに乗る

逆指値注文の使い方の一つとして有効な方法は、上昇トレンドと下降トレンドに乗る方法です。

今の為替レートから上昇トレンドが発生すると、レートは円安の方向へ向かっていくわけです。その上昇トレンドに乗って利益を上げるために、今のレートよりも円安方向で逆指値注文を入れておけば収益を上げられます。

たとえば、現在のドル円レートが110円でこれから上昇トレンドが発生すると見込んで111円で買い注文を出しておく。実際上昇トレンドが発生すると、111円で買いポジションを持つことができますね。これが逆指値注文の発注方法です。

その逆のパターンで、下降トレンドに乗るための逆指値注文を発注することもできます。

先にあげた例と同じく、今のドル円レートは110円で、これから下降トレンドが発生すると思えば、109円で売り注文を発注しておくのです。

下降トレンドが発生すれば109円に達した時点で売りポジションを持つことになり、下降トレンドが継続すればそれ相応の利益を獲得することができます。

上昇トレンド・下降トレンドに乗るための逆指値注文の発注の仕方、お分かりいただけたと思います。要は、今よりも不利なレートで指値注文を発注し、為替差益を狙う逆指値注文の活用方法になります。

損失を食い止める

上述したように利益を狙う逆指値注文の使い方とは別に、損失を食い止めるために逆指値注文を活用できます。損失食い止めのために利用する逆指値注文を「損切り注文」または「ストップロス注文」と言います。

現在のドル円レートが110円だとします。今後円安に向かうと思い110円で買ったのですが、レートは反対方向の円安へ。レートが予想と反対方向に進むと含み損が膨らんでいくのは言うまでもありません。

そこで、あらかじめこれ以上含み損が膨らんだら「損切り」というラインで売り注文を出しておきます。ここでは108円としておきましょう。

このケースでの「108円で売り」という注文が逆指値注文になり、いわゆるストップロス注文なのです。

その逆パターンもあり得ます。ドル円レートを110円で売りましたが、仮にレートが円安方向に進んでしまった場合を想定し、112円でのストップロス注文、これが逆指値注文になります。

いずれにしろ、今よりも不利なレートで発注するのが逆指値注文であり、損失を食い止める効果があるのです。

一定の利益を確保する

ポジションを保有した後、一定の利益を確保するために逆指値注文を活用することができます。

たとえば、ドル円レートが100円のときにドルを買い、レートは順調に円安方向に進み105円になりました。その後レートがどちらに進むかわからないので、とりあえず103円で逆指値注文を入れておくのです。

そうすることで、仮にレートが円高にふれ103円に到達しても、しっかりと3円の利益を確保することができます。

逆指値注文の取引手順

逆指値注文の活用法がわかったところで、次に逆指値注文の発注手順を覚えておきましょう。と言っても逆指値注文の発注方法は指値注文のそれと何ら変わりがありません。

  1. 通貨ペアの選択
  2. 取引数量の選択
  3. 「買い」または「売り」の選択
  4. 為替レートの指定

この4つのステップで逆指値注文を発注することができます。選択に間違いのないことだけ確認しつつ発注してください。

逆指値注文のメリット・デメリット

逆指値注文のメリットは、利益と損失を確定することができる点です。利が乗ってきても利益確定の注文をしなければ利益は発生しませんし、損切りをしなければ損失は膨らむばかりです。

しかし、逆指値注文をしっかり発注することで、利益を確定させ損失を一定の範囲内で収めることができるのです。

デメリットは、正直何もありません。逆指値注文のないFX取引は考えられませんから、逆指値注文を如何に活用するかがFXで勝つためのキーポイントになります。

FX初心者の方は逆指値注文をしっかりマスターしてください。

おわりに

以前に成行注文と指値注文を学び、今回は逆指値注文を理解することができました。FXには他の注文方法がありますが、この3つの注文方法の応用です。

成行注文、指値注文、逆指値注文、この3つの注文方法とその活用法がわかっていれば、FXは十分に取引できますので、この3つの注文方法をしっかりと頭に入れておいてください。

ABOUT ME
Arima
2014年からデイトレーダーやってます。 FXと株で毎日コツコツ頑張ってます。 nanairoでは主にお金・節約術に関する記事を執筆しています。