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ダイエットの基本!NG習慣を見直そう!

さまざまなダイエット法が雑誌やテレビから発信され、流行しては消えていく時代…… 新しダイエット法が流行するたびに試してはみるものの「なかなか期待する効果を得られない」という方も多いのではないでしょうか? それは必ずしも、ダイエット法が「有効ではない」「自分には合わない」とは言い切れないかもしれませんよ。

ダイエット法の外側にある日常生活に、ダイエットの大敵「やせられない習慣」となる落とし穴が潜んでいる可能性があるのです。

あなたも気が付かないうちに「やせられない習慣」を身に着けてしまってはいませんか?

目次

明らかなNG習慣

以下にご紹介するのは、ダイエットの大敵となるNG習慣、そしてNGの理由です。自分に当てはまる習慣がないかどうか、チェックしてみましょう。ダイエット失敗の原因は、意外なところにあるのかも!?

睡眠不足

睡眠時間が不足すると、食欲を促進するホルモンが増加します。

食欲に影響を与えるホルモンには「グレリン」と「レプチン」の2種類があります。グレリンは食欲を増加させるホルモンで、レプチンは逆に食欲を減少させるホルモンです。両者は通常、お互いにバランスをとりあって存在しています。

このホルモンのコントロールは主に睡眠中に行われるので、睡眠時間が不足しているとバランスが崩れてしまうのです。グレリンが増えて食欲が増加すると、ダイエット失敗の危機! ダイエット中にはしっかりと睡眠をとって、レプチンの分泌にはげみましょう。

運動不足

運動量が不足すると筋肉が衰え、基礎代謝が低下して太りやすい体質になります。

ダイエットの手段として主要なもののひとつに、運動がありますね。慢性的な運動不足は筋肉の衰えも招き、筋肉が衰えれば基礎代謝が低下します。基礎代謝とは、生命を維持する体の働きだけで消費されるカロリーのこと。「特別努力をしなくても太らない」といううらやましい体質の方々は、この基礎代謝の働きによりカロリーを大量消費しているのです。

基礎代謝は、脂肪を燃焼させるほどの激しい運動ではなくても、日常生活のちょっとした動きで鍛えられます。ゴミ箱に向かってゴミを投げ込むのではなくゴミ箱の近くまで歩いて行く・床のものを拾うときに腰から体を折り曲げてかがむのではなく膝を曲げてしゃがみ込む、といった小さな心がけから始めてみましょう。

基礎代謝を活発にすることさえできれば、あなたも太りにくくやせやすいうらやましい体質の仲間入り!

姿勢が悪い

姿勢が悪いと、内臓を支える筋肉が衰えてポッコリおなかの原因になります。

「正しい姿勢を保つ」ただそれだけのことにも、一定量の筋肉は必要です。猫背が習慣化していると、姿勢を保つための筋肉が衰えることは避けられません。上で触れたように、筋肉量が衰えれば基礎代謝が低下して、太りやすくやせにくい体質になってしまいます。

また、姿勢の悪さで衰える筋肉は、目に見えるものばかりとは限りません。内臓を支え固定するための筋肉が衰えると、内臓を支えられなくなり、重力に逆らえずにどんどん下がってきてしまいます。そうしてポッコリおなかの完成となるのです。

「全体的に太ってはいないのに、おなかだけ妙にポッコリしてしまう……」そんな方は、まずご自分の姿勢を見直してみてください。気が付くたびに背筋をピンと伸ばすことを心がけるだけでも、変化が現れるかもしれませんよ。

栄養のバランスが悪い

栄養のバランスが悪いと、太りやすい体質の原因になったり、部分太りになったりします。

バランスの良い栄養摂取を心がけていれば、それだけでも太りやすい体質の改善ができることをご存じですか? 栄養のバランスが悪いと、不足している要素を補おうと体が信号を出し、それを受信した心が間食やカロリーの高い食事を欲するようになります。バランス良く栄養を摂取できていれば、必要以上に味の濃いものや揚げ物などが食べたくなる現象を制御できるのです。

また、好き嫌いが激しく好きなものばかり食べていると、特定の栄養素ばかりが摂取過多となってしまい、部分太りを引き起こす恐れがあります。これを防ぐためにも、やはりバランスの良い栄養摂取が不可欠なのです。

食事を抜く

食事を抜くと、栄養のバランスが崩れたり、リバウンドの原因になったりします。

「ダイエットのために何をしよう?」と考えたとき、多くの人が思い浮かべるのが食事制限ではないでしょうか? しかし、単純に「食べる量を減らせばやせる」という発想は大間違いです。食事をガマンするような無理のあるダイエットは長続きせず、リバウンドの元になります。

リバウンドとは、ガマンの限界がきて反動でドカ食いをしてしまうことばかりではありません。食事を抜くと体が「栄養の供給が不足している」と判断し、エネルギーの消費を抑えようとしはじめます。これにより脂肪が燃焼しにくくなり、やせにくい体質になっていくのです。さらに、食事をとったときには「次にいつ栄養の供給があるかわからない」という危機感から必要以上に脂肪を蓄積する、太りやすい体質もできあがってしまいます。

ガマンをしているわけではなく普段から1日3食をしっかりと食べないことが習慣付いている方でも、先に触れたように栄養の偏りは避けられません。

水を飲まない

水を飲まないと、老廃物を排出できずにむくみの原因となります。

「飲んだ水の分、体重が増える」という認識から、水分補給を控える方がいるようです。しかし、水を飲むこと自体は決して肥満につながる行為ではありません。「水太り」という言葉があるために「水を飲むと太る」イメージにつながるのかもしれませんが、それは間違いなのです。水分が不足すると、体内の塩分濃度が高くなり、それがむくみにつながります。

逆に、むくみの原因となる老廃物を排出するためにも、汗や尿の排出を促す水分の摂取は欠かせません。

また、水分をしっかり補給していれば便秘の解消にもつながり、ダイエット効果だけではなく美肌効果も期待できます。

体を隠す

体を隠すと油断を招き、ダイエットの失敗につながります。

服装で体形をカバーしようという発想が悪いわけではありません。しかし、それで満足し安心してしまっては、ますます体形はゆるむばかりです。一度「ダイエットをする」と決めたのなら、気を引き締めるためにも、体形をカバーできる服装は封印してしまいましょう。

体形を隠さないことがダイエットに効果的である理由は、精神的な面ばかりではありません。脇腹や背中のだらしないお肉が恥ずかしくて背筋をピンと伸ばしたり、ぽっこりおなかが恥ずかしいから腹筋に力を入れておなかをへこませる…… そんな経験はありませんか? たったそれだけでも筋肉を鍛える効果があります。そして、筋肉を鍛えれば太りにくくやせやすい体質になっていくのは、前述したとおりです。

ダイエットを隠す

隠しながらダイエットを続けるのは至難の業です。

ダイエットは、周囲の協力があれば難しいことではありません。付き合いを断りきれずに外食が続けば、栄養のコントロールもままなりませんよね? そこで、ダイエットを始めたことを周囲に宣言してしまうことがオススメです。

お誘いを断ってもカドが立たない・周囲が外食に誘いすぎることを控えてくれる効果の他にも「宣言した手前、くじけるわけにはいかない」という心理が働きます。ついつい誘惑に負けてスイーツをパクリ…… しそうになっても、周囲が「ダイエット中でしょ?」とストップをかけてくれるかも!?

最後に

自分に当てはまるNG習慣はありましたか?ダイエットの大敵ということは、逆に言えば、特別なダイエットをしなくてもこれらの習慣を意識してやめるだけで、やせられる可能性があるということです。

NG習慣を改善して、この夏あなたもBEAUTYBODYデビューしちゃいましょう!

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