妊婦はむくみやすい!?浮腫検査はいつから行う?予防法はあるの?

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妊娠中、朝履いたデニムが夜脱ぐときに苦労をするほど脚がむくんでしまった…なんて経験をしたことはありませんか?

指輪が抜けなくなるほど、身体中がむくんでしまう妊婦さんですが、いったいなぜむくむのでしょうか。

また「妊娠中はむくみやすいと聞くけど、どうしてむくむといけないの?」「妊婦健診での浮腫検査はどうして行うの?」といいったような妊婦さんのむくみについての疑問に今回はお答えします。

妊婦がむくみやすい原因は?

妊婦さんの身体のむくみがひどくなってくるのは、個人差あるものの、多くの妊婦さんが、妊娠中期に差し掛かる妊娠12週目あたりからひどくなるといわれています。

主な原因としては、ホルモンバランスの乱れによる血流の異常で、特に子宮の重みで圧迫をされる下半身はむくみがひどくなるといわれています。

また胎児に栄養や酸素を送るとき、多くの血液を使うため、どうしても血液が薄い状態になってしまいます。

この薄い血液の状態が続くと、貧血気味になり血液たんぱくも濃くなり、余計に身体がむくんでしまう…というわけです。

 

妊娠中にむくみやすい人の特徴としては、妊娠前や産休前までデスクワーク中心の仕事をしていた人や立ち仕事を中心に行っていた人など、長時間同じ姿勢で居続ける人が挙げられます。

また妊娠前から冷え性に悩まされている方は、もともと血行があまりよくない証拠ですので、妊娠を機にひどいむくみに悩まされることがあるそうです。

妊娠をすると、身体を動かす機会がグンと減ってしまいますが、この全く運動をしない環境も、妊婦さんのむくみを引き起こしています。

身体を一切動かさないと、どうしても血流が悪くなってしまうので、妊娠経過が順調であれば、身体を軽く動かして、血行を良くしてあげるようししましょう。

浮腫検査とは?検査方法は?

前述の通り、むくみがひどいと感じ始めるのは、妊娠12週目あたりからです。

このころは、血液量が増え、ここから妊娠30週までは血液量がピークに達します。(ピーク時の血液量は、妊娠前の1.4倍とも言われています。)

この血液量が増え始める妊娠12週目から、多くの産婦人科ではむくみの検査を妊婦検診の度に行います。

この検査は、脚の脛の部分を指で押すだけの簡単な検査ですが、とても大切な検査でもあります。

なぜなら重症化をすると母体も胎児も危ない状態になる「妊娠高血圧症候群」の可能性も分かるからです。

むくみ検査は、妊婦検診の度に行われる「尿検査」や「血圧測定」の結果も関係をしてきます。

ただむくんでいるだけなのか、それとも身体に異常があってむくんでいるのか…の違いは、尿検査や血圧測定で判断ができます。

そのため、妊婦検診は非常に重要な検診といえるでしょう。

妊娠高血圧症候群とむくみの関係

では妊娠中のひどいむくみは、胎児に影響はあるのでしょうか。

身体がむくんでいると、母体は非常につらい状況ですが、ただのむくみの場合は、胎児に影響はありません。

しかしむくみの原因が妊娠高血圧症候群によるものの場合は、胎児に悪影響(早産、流産、常位胎盤早期剥離、前期破水など)があることが多いので、早めに医師に相談をして適切な処置を行うようにしてください。

産婦人科での妊婦検診をしっかりと受けていれば、妊娠高血圧症候群に早期に気付くことができます。

身体がひどくむくんでいると、妊娠太りをしたのではないか…?と勘違いをする人が中にはいるそうですが、勝手に太ってしまったと決めつけるのはNGです。

太ったと感じたときは、脚の脛を指で押してみてください。押してへこんだ箇所の戻りが遅く痛いようでしたら、それはむくんでいる証拠です。

太ってしまったと食事制限を無理に行ってしまうと、胎児に十分な栄養が届かなくなってしまうので要注意です。

また妊婦さんは、味覚に大きな変化が出ます。

何を食べても味が薄く感じることがあるそうですが、味が薄いからといって塩分を多量に摂取することは避けましょう。

むくみは塩分の過剰摂取が原因で起こる場合もあるので、塩分過多になれば当然ですが余計に身体がむくみます。

また塩分の過剰摂取は、妊娠高血圧症候群にかかる恐れもあるので注意をしましょう。

むくみの予防法とは?

適度な運動

妊娠中は、身体を動かす機会が減少しますが、妊娠経過が順調なのであれば、適度な運動を続けるようにしてください。

妊娠前の激しい運動はできませんが、マタニティヨガやウォーキングのような軽い運動は、ぜひ行ってほしいです。

というのも、身体を動かさず、ずっと同じ体勢でいることは余計に血行を悪くしてしまう原因になるからです。

むくみを解消したいのであれば、適度に運動をして、血行を良くしてあげましょう。

水分をよくとる

水分を多く摂取することもむくみの改善に効果的です。

身体にたまった老廃物を排出しなくてはむくみは改善できないので、できる限り水分を摂取して、トイレに行く回数を増やしましょう。

この時に利尿効果があるから…とカフェインの含まれた飲み物を摂りたくなりますが、できるだけこれは避けて、ノンカフェインの麦茶やルイボスティー、ミネラルウォーターを飲むようにしましょう。

水分を摂りすぎると身体がむくんでしまうイメージがありますが、しっかり水分を摂って排尿をすればむくむことはありません。

できる限り水分を多めに摂って、むくみを解消しましょう。

冬場であればブーツを、そしておしゃれなデニムを履きたくなるかと思いますが、あまりにも足を締め付けすぎるとむくみが悪化し、夕方以降に辛い思いをしてしまいます。

そのため、なるべくゆったりとした服装にして、身体を締め付けないようにしましょう。

妊娠中のむくみはよくある話。でも注意も必要!

むくみを感じるのは個人差があるものの、多くの妊婦さんが身体のむくみを訴えているのが事実です。

そのため、私だけなんで…と思い込まずに、いつかは必ず治るからと気楽に考えられると良いですね。

妊婦さんの大敵はストレスですので、神経質に考えすぎてストレスをため込んでしまっては、胎児にも合う影響が出てしまう可能性があるので要注意です。

また「ただむくんでいるだけ」と安易に考えずに、むくみの背景には、妊娠高血圧症候群などの病気が潜んでいることもあるということを忘れずにいましょう。

妊娠高血圧症候群は、早めに発見をして対処をしなくては、早産や流産といったことの原因にもなるので、気を付けてください。

しっかりと栄養を取って、身体が疲れないようにして、そして適度に運動をし、楽しい妊婦生活が送れるようにしましょうね。

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