妊娠中に味覚が変わる原因と症状とは?味覚障害の場合もある!?

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妊娠中は、ある特定の食べ物が食べたくなったり、今まで大好物だった食べ物が全く食べられなくなったり…と味覚に変化が起こる妊婦さんが多いと聞きます。

私も同じく、妊娠中は酸っぱいものやハンバーガーショップのフライドポテトが食べたくなったり…と妊娠前とは違う味覚の症状が起こりました。

このように、多くの妊婦さんが、妊娠を機に味覚の変化を感じています。

では一体、この味覚の変化はなぜ起こるのでしょうか。今回は、妊婦さんの味覚の変化についてご紹介をします。

味覚の変化の症状とは?

すっぱいものが食べたくなる

妊婦さんの多くが、酸っぱいもの(柑橘系の果物、梅干し、お酢を使った料理、炭酸水)を好んで摂取するようになったと答えている通り、妊婦さんは酸っぱいものを食べたくなる傾向にあるようです。

特につわりがひどい妊娠初期のころは、この傾向が強くあらわれるといわれています。

これは何が原因で起こっているのかは明らかになっていませんが、酸っぱい食べ物を食べると口内がスッキリとするので、つわりの時期でも食べやすいというのが原因ではないかと考えられています。

塩辛いものが食べたくなるor食べられなくなる

普段はあまり食べなくても、フライドポテトなどの塩気がきいたしょっぱい食べ物がとても食べたくなります。

また辛味のきいている食べ物も同様に好んで食べてしまう傾向にあります。

逆に味の濃い、しょっぱい食べ物が食べられなくなった…という人も少なくありません。

塩気のきいたものは、たくさん食べすぎると妊娠高血圧症候群にかかる危険性が上がるので、しょっぱいものが食べたくても、気を付けて摂取するようにしましょう。

甘いものが食べたくなるor食べられなくなる

妊娠中期に入ると、つわりが落ち着き、あの気持ちが悪かった時期が嘘のように食欲が戻ってきます。

中でも甘いものが食べたくなる妊婦さんが多いようです。

反対に甘いものは全く食べられない…という妊婦さんもいるので、やはり味覚の変化には個人差があることが分かりますね。

甘いものを食べたくなっても、糖分は体重が増える調味料ですので、気を付けて食べるようにしてくださいね。

口の中が苦くなる

口内に苦みを感じる妊婦さんも少なくありません。

これは特につわりの時期に感じる方が多く、これが原因で嘔吐をしてしまう妊婦さんもいるとか。

これは妊娠中の口内の乾燥が原因で起こっている現象といえるでしょう。

なるべく口内が乾燥をしないように、水分を多く摂取したり、ガムをかむなどして唾液が増えるよう心がけましょう。

味が分かりにくい

妊婦さんは、濃いめに味つけをしても薄いと感じるほど、味覚が麻痺をしてしまいます。

逆に味を強く感じやすくなり、吐き戻してしまう…なんてこともあるそうです。

味覚に変化が起こる原因とは?

この味覚の変化については、実はまだはっきりと解明はされていないのが事実です。

しかし下記のようなことが関係しているのでは…?といわれています。

  • ホルモンバランスの変化
  • カロリーの量が増えたため

妊娠をすると、ご存知の通りホルモンバランスが乱れてしまいます。

この乱れたホルモンバランスは、体調不良を引き起こしたり…と身体のあちこちで異常を感じます。

これは身体のバランスを保つための自律神経が乱れてしまうのが大きな原因といわれています。

 

この自律神経が乱れると、当然ですが味覚にも大きな変化が生まれるのではないか…?と考えられているそうです。

 

またつわりの落ち着く妊娠中期頃になると、それまで落ちていた食欲が回復(もしくはそれ以上)します。

そのため摂取カロリーが増えて、味覚にも影響が出るのでは?と考えられているそうです。

しかしこれらはあくまでも推測で、いまだに本当の理由は分かっていません。

つわりが終わると、ついつい食べ過ぎてしまいがちですが、体重が増えすぎてしまうのも問題の一つでありますので、ここはグッと我慢をして、食べ過ぎないように気を付けましょう。

味覚障害の可能性もある?

好きなものが食べられなくなったり、特定のものしか食べられなくなるだけでは、味覚障害とは言いません。

しかし味つけの濃い食べ物を食べても全く味を感じなかったり…といったように明らかに味覚に関して異常を感じる状態は味覚障害といえるでしょう。

 

味覚障害には、

  • 味覚減退(薄い味が分からない)
  • 無味症(まったく味を感じない)
  • 解離性無味症(特定の味だけ感じない)
  • 自発性異常味覚(口の中に何も入っていなくても味を感じる)
  • 錯味症(甘いものを苦く感じる)

といったものに、症状が分けられます。

これら症状に当てはまり、なおかつ長く続く場合は、一度医療機関を受診した方が良いでしょう。

 

この味覚障害に関しても正確な原因は解明されていません。

しかし前述の通り、ホルモンバランスの影響により味覚に変化が生まれているのではないかと推測をされています。

また体内の亜鉛が不足することで、味覚障害がおこっていると考える専門家もいるそうです。

胎児に栄養を送る際に、亜鉛も多く消費をされているといわれているので、亜鉛不足も味覚障害の原因と考えられるでしょう。

味覚の変化がひどい場合は病院で相談を!

味覚の変化や味覚障害は、妊娠12~16週目頃には落ち着くことがほとんどですが、妊娠後期になっても症状がひどい場合は、ほかの病気の場合もありますので、病院で相談しましょう。

つわりの時期の味覚障害は仕方がないことと言えますが、妊娠中期頃はつわりも落ち着く時期ですので、味覚障害の症状も落ち着いてくるはずです。

この時期になっても味覚がおかしい場合は、早めに病院へ行くことをオススメします。

味覚がおかしい…とあまり悩む必要はなく、しっかりと水分が摂れていて、栄養バランスが偏っていたとしても食事がとれているのであれば、深く悩む必要はありません。

ストレスを強く感じすぎてしまうことで、余計に味覚障害が悪化をしてしまう原因にもつながるので、あまり思い込みすぎないようにしましょう。

この味覚障害に関しては、原因がはっきりとしていないので、特効薬はありませんし、的確な治療法も存在しません。

そのため、妊婦さんが個人的にできる対処法としては、不足している亜鉛を補うためにも、亜鉛が多く含まれている食材(煮干し、牛肉、ゴマ、ノリなど)を積極的に食べるようにして、対策をするようにしましょう。

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