妊娠中期の出血の原因は?茶色いのが少量なのは大丈夫?

妊娠中期・安定期と呼ばれるこの時期になると、初期のころに比べて気持ちも軽くなり、夫婦二人だけの最後の旅行に行こう!なんて計画を立てている人も多いのでは?

しかし安定期に入ったからといって安心はできません。

妊娠初期と同じく、中期にも不正出血などといったトラブルはつきものです。

では妊娠中期の不正出血の原因とその対処法は一体何なのでしょうか。詳しくご紹介します。

妊娠中期の出血の原因とは?

妊婦生活にも馴れてきて多少の無理くらいは大丈夫!と思っている人もいるのでは!?

しかし、妊婦生活に本当の意味での安定期はなく、思わぬトラブルが起きてしまうものなのです。

そのトラブルのひとつ、妊娠中期に起こる出血の原因を以下にまとめてみました。

子宮頸管ポリープ

子宮頸管ポリープとは、子宮と膣をつなげる子宮頚管にできる腫瘍のことです。

ポリープと聞くと、悪性?ガン?と不安になる人も多いかもしれませんが、このポリープは良性なのでご安心ください。

良性のものなので、切除をしないで出産に臨む場合がほとんどです。

しかし、中には内診中の刺激により出血をしてしまうこともあるそうです。

この場合出血をしても、ポリープ自体は悪性ではないので、赤ちゃんに影響はありません。

子宮頚部びらん

子宮頚部びらんとは、子宮頚部がただれて見える現象のことをいいます。

痛みなどの自覚症状もなく、また自分自身でチェックができる場所ではないので、ほとんどの女性が気付かないそうです。

子宮頚部びらんだからといって、赤ちゃんに何か悪影響をもたらすことはありません。

内診や妊娠中のセックス等の刺激で、充血をした膣内から出血をして、不正出血なのでは?と不安に思う方がいるそうですが、特に問題はありません。

子宮頸管無力症

子宮頚管無力症とは、妊娠中期のまさに安定期と呼ばれる妊娠16~22週ごろにみられる病気の一つです。

本来ならまだ閉じていないといけない子宮口がこの時期に開いてきてしまい、早産や流産の原因となる場合があるそうです。

非常に危険な病気ではあるのですが、恐ろしいことに妊娠中期の不正出血以外の自覚症状がありません。

そのため発見が遅れてしまい、早いうちからの長期入院を強いられることも…。

少量の出血でも、おかしいなと気になるときは、必ず産婦人科を受診するようにしましょう。

前置胎盤、低置胎盤

前置胎盤・低置胎盤とは、本来あるはずの胎盤の位置よりも下の位置に胎盤ができてしまうことです。

そのため子宮口を胎盤が塞いでしまう状態になってしまいます。

妊娠後期になると、自然と胎盤が上に上がってくることもあるそうですが、油断はできません。

安静にしていないと妊娠を継続できなくなる可能性もあります。

またこの病気は、痛みはなくても大量出血をしやすいといわれています。

出血をした場合は、焦らずに落ち着いてすぐに病院へ行くようにしましょう。

妊娠中期の出血は切迫流産、切迫早産!?

安定期に入っても切迫流産や切迫早産の不安は心のどこかにありますよね。

不安になってばかりいては仕方ないのでが、危機感を持っているのは大切です。

では、妊娠中期の出血は切迫流産や切迫早産の原因となるのでしょうか。

出血自体が原因というわけではないですが、出血をしたことが切迫流産や切迫早産のサインであることは可能性としては大きいです。

出血と同時に下腹部に痛みを感じたときは必ず産婦人科を受診してください。

効果的な薬はもちろんありませんが、安静にしていることが一番の治療法です。

切迫流産・切迫早産と診断されたら、ゆっくりと身体を休めましょう。

どのような出血に注意したらいい?

ここまで、さまざまなパターンでの出血についてご紹介をしてきましたが、ここからは気を付けなくてはならない出血の特徴についてご紹介をします。

出血が続く

一日や二日で出血が治まらず、一週間ほどダラダラと出血をしている場合は、何らかの異常があるというサインです。

出血の量に関係なく、早めに受診をするようにしましょう。

逆に出血をしたけどあっという間に治まったからといって油断をしていてはいけません。

妊娠初期から中期の出血は、胎盤が作られるこの時期にはよくあることですが、やはり出血をしているということは異常があってのことかもしれません。

自己判断は避けて、病院に相談をしましょう。

出血の色に注意!

例えば、おりものに混じった茶系の軽い出血だから大丈夫!と安易に考えてはいけません。

確かにこの茶系の血は体内の古い血液が対外に排出をされただけの可能性もありますが、それでも何日、何週間と続くようでしたら、産婦人科を受診しましょう。

逆に月経でもないのに月経の時のような真っ赤な鮮血が出てきた場合は要注意です。

鮮血は一般的には新しい血液と考えられているため、先決で出血をした場合は、何らかの異常が体内で起こっている証拠です。

たとえ痛みがなくても必ず産婦人科を受診し、自己判断で済まさないようにしてください。

出血の色で一番安心なのはピンク色の出血だといわれていますが、これも油断は禁物です。

長期間続くようでしたら前置胎盤の疑いがあるので受診をするようにしましょう。

血の塊が出る

通常の出血とは違い、血の塊が出るのは、子宮内の粘膜や内膜がはがれて混ざって排出される場合がほとんどです。

妊娠初期にはよくある症状ですが、中期では珍しいためもし血の塊が出た場合は注意が必要です。

またこの出血に腹痛を伴う場合は流産の可能性もあるので、一刻も早く病院へ行くようにしましょう。

妊娠中期の出血の対処法

出血をしてしまった…となると気持ちも焦ってしまいますよね。

もし出血をした場合、どんな対処法が正解なのでしょうか。

記録をつける

出血をしたら、こまめに出血の状況を記録しておくことが重要です。

できれば具体的に残しておくのが理想ですが、例えば「〇月〇日から出血をし始めた」といったように簡単なものでも構いません。

さらに余裕がある場合は、出血の頻度・色・そのほかの自覚症状などを把握しておくといざというときに役に立ちます。

病院へ連絡

突然の出血で慌ててしまうかもしれませんが、まずは落ち着いて通院している病院に連絡をして、担当医からどうしたら良いかを指示してもらいましょう。

その際に先ほど説明した記録が役に立ちますよ。

この際に注意しなくてはならないのは、経産婦だから…といった自身からくる独自の判断や、周りの出産経験者の言葉です。

自身や周りが医師なのであれば意見を聞くことも大切ですが、そうでないのであれば専門医に相談をすることがベストです。

安静にする

病院も受診し、医師に診察もしてもらったら、あとは安静に過ごすことがポイントです。

特に切迫早産は、お腹の貼りを我慢して動きすぎ・頑張りすぎてしまうことも原因のひとつといわれています。

安定期だから大丈夫…と油断をしないで、妊娠中はいつもの何倍もゆっくり作業をする気持ちで動くようにしましょう。

またしっかり睡眠をとり身体も心もリラックスした状態でいることが赤ちゃんのためにも重要ですよ。

まとめ

妊娠中期だからといって、気にしなくて良い出血はありません。

何かあってからでは遅いので、早め早めに病院へ相談をするようにしましょう。

もちろんいつも気にかけていてはストレスがたまるばかりなので、気を張りすぎるのはいけません。

適度にリラックスをしながらも自分自身の身体と正直に向き合う時間と考えて、ゆっくりと残りの妊娠生活を楽しんでくださいね。

 

参考文献:山王クリニック 産科 妊娠中の気になる症状

参考文献:タケダ健康サイト 症状・疾患ナビ 不正出血

参考文献:メルクマニュアル医学百科 家庭版 女性の健康上の問題 妊娠の合併症

参考文献:大阪市立大学大学院医学研究科 産科婦人科医局(女性診療科) 切迫流産・早産

この記事を書いたユーザー

rina
猫大好き★食べるの大好き★ROCK女子!! 美容について日々勉強中~( ..)φ nanairoでは美容と妊娠・育児について執筆しています。 rinaの記事一覧

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