バストに関して最も多くの人が悩んでいるのは「胸が小さいこと」のようです。
しかしその反面、バストが大きい人も悩んでいるのです。
胸が小さい、大きいは女性特有の悩みです。
どちらが良いとか、どちらが悪いとかは人によって違いますし、ないものねだりでもあります。
今回は、胸が大きい人に焦点を当てて、よくある悩みやバストダウンさせる方法などを紹介していきたいと思います。
バストが大きい人の悩み
胸が小さい人から見れば、大きい胸はとても魅力的でうらやましいものに映るかもしれません。
しかし胸が大きいことは、苦労もたくさんあるのです。
いくつか紹介していきましょう。
胸大きいあるある
胸が大きい人に共通してみられる悩みは、以下のようなものがあります。
運動すると胸が揺れて痛い。また、その姿を見られているようで恥ずかしい。
運動していると、どうしても胸が大きいと揺れてしまいますよね。
その姿は男性だと目を奪われるような魅力的な光景かもしれませんが、見られている女性にとっては恐怖感を感じる方も多いです。
特にマラソンやランニングでは、胸が揺れやすいため苦労している女性も多くいらっしゃいます。
中には、運動中は胸を締め付けて揺れないようにする方もいます。
胸が大きくてうらやましいと同性に言われると、馬鹿にされている気がする。
「胸が大きくてうらやましい」という言葉は、裏を返して「太っている」と言われている気がする方も多いです。
そういうわけではないとわかっていても、大きい胸をコンプレックスに感じている方は不快に思ってしまいます。
姿勢を良くしているだけなのに、胸を強調しているといわれてつらい。
胸が大きい方は、姿勢をぴんと伸ばすだけで胸が前に出て、大きく見えてしまいます。
それをからかわれると、とてもつらい思いをするのです。
下着のサイズがなく、可愛いものを選べない。
A~Dカップまでは、たいていの下着屋さんもラインナップ豊富にそろっていますが、それ以上のサイズの場合、デザイン性に富んだものはあまり種類が販売されていません。
したがって、可愛い下着を身に着けたくてもサイズがない、という悩みを抱いている方は多いのです。
胸が大きいだけで太っていると思われがち。
痩せているのに胸だけが大きい人は多くいらっしゃいます。
しかし、胸が大きいと全体的に太っていると思われがちなため、体形にコンプレックスを抱く方も多いです。
結構深刻な悩み
胸が大きいことで、深刻な悩みを抱いている女性も多くいらっしゃいます。
慢性的に肩こりがひどい
胸が大きいと、その分重量感があるためひどい肩こりを訴える方も多いです。
服選びが難しい
たとえば胸が大きい人がタートルネックの服を着ていると、「エロい」と言われることは多々あります。
一方で、胸元が狭まった服を着ていると、きつそうに見えて太っていると思われがちです。
また、胸の部分がきつくてスーツやブラウスのボタンが閉まらない、という経験は、胸が大きい人ならば一度はあります。
胸が大きいと、服を選ぶのにも一苦労なのです。
胸に汗をかいて肌荒れを引き起こしやすい
が大きいと、谷間や胸の下にも汗をかきやすくなります。
この汗は拭いても吹いても出てきますので、きりがありません。
結果的に、あせも・肌荒れを引き起こすことも珍しくはないのです。
バストダウン方法
胸が大きいことでいろいろな悩みを抱いている方は多く、少しでも小さくしたい、と切実に思っている方も少なくはありません。
そこで続いては、バストダウンする方法をいくつか紹介していきたいと思います。
ミニマイザーブラ
胸が大きいことをコンプレックスに感じている方は特に、少しでも胸を小さく見せようと小さいサイズのブラジャーを着けようとしてしまいますが、これは逆に胸を大きく見せてしまうため、おすすめできません。
そうではなく、胸を包み込んでくれるフルカップのブラジャーを選ぶほか、通常のサイズよりもアンダーが大きいものを選んでつけると胸の大きさを強調しなくて済みます。
また、現在は胸を小さく見せるための「ミニマイザーブラ」というものも販売されています。
これはフルカップで胸を包み込むことで、胸の高さやボリュームを抑えるという仕組みのもので、大手の下着メーカーでさまざまなものが販売されています。
中でもワコールでは、4つのタイプ別にミニマイザーブラを展開しており、自分の要望に合ったものを選ぶことができます。
自然な形で小さく見せたいならば「ナチュラルタイプ」、サイドをしっかり締めることができる「細見せタイプ」、全体的にかなりボリュームを抑えることができる「とことんタイプ」のほか、「ブラキャミタイプ」があり、それぞれデザインも可愛いものとなっています。
運動
胸を小さくしたいという人に運動もおすすめです。
しかし注意点として、運動の種類によっては効果がないものもあること、そして胸だけを小さくする運動はあまりないことを念頭に入れておいてください。
あくまで全身のシェイプアップの延長線上に、胸のバストダウンがあるのです。
「痩せて胸が小さくなった」という声はよく聞きます。
これは、全身の脂肪に比べて胸の脂肪が柔らかく、燃焼しやすいことが原因として挙げられます。
したがって、運動を続けて脂肪を燃焼しやすい体になることで、胸の脂肪が燃焼し、結果バストダウンすることができるのです。
バストダウンのための運動として、おすすめしたいのがウォーキングや水泳などの有酸素運動です。
一方で、激しい運動を続けることで、胸に筋肉が付きさらにバストアップしてしまうこともあります。
そのため、あくまで脂肪を燃焼しやすい有酸素運動を続ける必要があるのです。
女性ホルモン抑制
女性の胸の発育には、女性ホルモンの一つ、エストロゲンが関係しています。
胸が大きい方は、エストロゲンが大量に分泌されていることが原因であることも多いです。
そのため、それ以上エストロゲンの働きを活性化させないためには、特定の食べ物を避ける、もしくは積極的に摂取する必要があります。
エストロゲンと似た働きをする「イソフラボン」を多く含む、納豆やお豆腐などの大豆食品はできるだけ大量摂取しないようにしましょう。
加えて、女性ホルモンを抑制してくれる働きを持つ食べ物を摂取すると、より効果が出ます。
例えばブロッコリーや大根などのアブラナ科の野菜、緑茶、きのこ類がおすすめです。
また、コーヒーを飲むことで胸が小さくなる遺伝子を持っている人もいることは、スウェーデンの実験で明らかになっています。
これは日本人に当てはまるかどうかはわかっていませんが、実際にカフェインが女性ホルモンを減少させることは確かなので、事実上胸を小さくさせるための飲料と言えます。
すっきり見せるファッション
胸が大きいことで、服選びが大変だという女性は多くいらっしゃいます。
最後に、胸が大きい人におすすめしたいすっきり見せるファッションを紹介しましょう。
強調する服は避けて
まず、胸から視線を外させるような服を選ぶ必要があります。
この時、胸が強調されるようなタートルネックや首つまりの服は避けるようにしましょう。
また、Aラインのワンピースやフリルがついてるトップスも、きれいに着こなすのは難しいですし、どうしても胸が強調されてしまうためおすすめできません。
おすすめのファッション
胸元がすっきりとしているトップスやワンピースは、首元を強調させるため胸への視線を外すことができます。
また、ボトムスもボリュームのあるガウチョを選ぶことで、胸元を強調せずに済みます。
まとめ
いかがでしたか?
胸が大きいことで、嫌な思いをしたことがある女性も多いかと思います。
どうしても気になる方は、紹介したような方法でバストダウンを図ってみてください。