メイクするときに欠かせないものの一つが化粧下地です。
化粧ノリや持ちをよくするために外せませんよね。
「ニキビができているときに化粧下地はいるの?」と思っている人もいるかと思いますが、ニキビ肌にとって化粧下地はとても重要!
今回は、化粧下地は種類が多くてどれを選んだらいいか分からない人のために、ニキビ肌におすすめの化粧下地の選び方を紹介します。
また意外と間違えがちな、下地の正しい塗り方もレクチャー!
最後にニキビ肌におすすめの化粧下地も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
化粧下地とは?

化粧下地は肌のきめや毛穴などをカバーして、ファンデーションをしっかり密着させ、持ちをよくするという役割があります。
それと同時にファンデーションが直接肌につくのを防ぎ、紫外線やホコリなどの外部刺激、さらに乾燥からも肌を守る役目を果たしています。
また、肌のくすみをカバーして顔色を整えたり、シミやそばかすなどを隠すためにポイント使いをするものなどさまざまな種類があります。
その他、UVカット効果のあるものや光沢で顔の立体感を持たせる光効果など、商品ごとによって異なった特徴をもっています。
ニキビ肌の化粧下地の選び方

ニキビがあると化粧下地を避けたほうがいいのかなと思う人もいるかもしれませんがそんなことはありません。
ニキビができているときこそ、メイクするときは必ず化粧下地を使いましょう。
ファンデーションを肌に直接塗ることは、肌に負担を与えてニキビを悪化させる原因です。
ただし、どんな化粧下地でもいいかというとそうではありません。
肌トラブルを起こしているときこそ、化粧下地の選び方は重要です。
ここではニキビ肌に適した化粧下地の選び方のポイントをご紹介します。
肌への優しさを重視したもの
ニキビができやすい肌は肌のバリア機能が低下し、肌が敏感になっている状態です。
そんなときに刺激の強い成分が含まれた下地を使ってしまうと、かえって肌荒れを招きかねません。
ニキビへの負担を考えるなら、無添加処方や低刺激な肌に優しい化粧下地を選ぶようにしましょう。
またアレルギーテストやノンコメドジェニックテストがされているものもおすすめです。
必ずしもアレルギーやニキビのもとにならないというわけではありませんが、敏感肌やニキビ肌の人が化粧品を選ぶ際の目印となります。
有効成分や保湿成分が配合されたもの
ニキビ肌の人には、ニキビ肌向けの有効成分が配合された薬用効果のあるものや低刺激なものがおすすめです。
ニキビケアの有効成分としては、グリチルリチン酸2Kやトコフェロール酢酸エステルなどがあります。
また最近の化粧下地には、保湿成分が含まれており、隠すだけではなく下地をつけることでスキンケアまでできるような製品もあります。
こういった下地は、肌を刺激せずに化粧もできてスキンケアもできるため、ニキビが炎症を起こしている人や乾燥からニキビができる人など、外部からの刺激を受けやすい肌にぴったりです。
オイルカットや皮脂防止タイプのもの
ニキビは毛穴に皮脂が詰まることが原因で引き起こされますが、その元凶の一つに化粧下地に含まれる「油分」も挙げられます。
皮脂が過剰になっている肌にオイルが多く含まれる化粧下地を使うと、さらに毛穴が詰まりやすくなるため、オイルカットの下地を選ぶこともポイントです。
また、ニキビ肌は皮脂が過剰になっているオイリー肌の方が悩みやすい傾向なので、皮脂抑制パウダーなどテカリ防止成分が含まれているものがおすすめです。
自分の肌に合ったコントロールカラー
化粧下地はメイクをするとき一番初めに肌に触れるものです。
特にニキビができているときは使用する化粧下地によってメイクの仕上がりも大きく変わります。
化粧下地は顔色を調整するための色味も幅広く、グリーンやブルー、パープル、ピンク、イエロー、ベージュなどがあります。
ニキビをカバーするのにおすすめな色味はイエローやグリーンなどのコントロールカラーで、赤ニキビやニキビによる赤ら顔を目立たなくしてくれます。
UVカット機能があるもの
化粧下地は肌に直接、紫外線が当たらないようにする役割がありますが、UVカット機能があるものを選ぶと下地の前に日焼け止めを塗る必要がなくなります。
ニキビ肌にとって、メイクを重ねれば重ねるほど刺激となっていきますので、できるだけナチュラルで重ね塗りをしないほうが肌に優しいです。
メーカーによっては「化粧下地」と書かれず、日焼け止めが化粧下地として位置付けられている場合もありますので、1本で化粧下地と日焼け止めの効果があるものを選ぶと、肌に負担がかかりません。
化粧下地の正しい塗り方

ニキビ肌にあった化粧下地を選んでも、下地の量が多かったり、重ねるように塗ったり、間違った塗り方をするとニキビ肌によくありませんし、メイク崩れもしやすくなります。
化粧下地を塗るときの基本は少量を均等に薄くのばしていくことです。
ここで塗り方にバラつきがあると、ファンデーションも綺麗に塗れません。
化粧下地の正しい塗り方について、化粧下地だけの基本の塗り方とコントロールカラーを使う場合のポイントを確認していきましょう。
化粧下地だけの塗り方
化粧下地だけの場合や化粧下地にコントロールカラーの役割もあるものは、顔全体に均等に塗っていきます。
塗り方の手順は以下の通りです。
- パール粒1個大くらいの量を指先に取る。
- おでこ、鼻、頬、あごに分けて顔にのせる。
- 顔の内側から外側に向かって、均等に薄くのばしていく。
顔全体にのばしたときに、手のひらに少しくっつくくらいが丁度いい分量です。
ペタペタする場合は量が多すぎるので、ティッシュペーパーで抑えて余分な油分を拭き取るようにしましょう。
コントロールカラーを使う場合
コントロールカラーを使う場合は、先ほどの要領で顔全体に化粧下地を塗ってから、気になるところだけにコントロールカラーを使います。
部分的に使うコントロールカラーを顔全体に塗ってしまうと、肌色が悪く見えたりしますので、気を付けましょう。
塗り方としては、コントロールカラーを手の甲に少しだけ出して、指の先にとります。
気になる部分にトントンと優しくなじませていくように、少量を塗っていきましょう。
化粧下地後のメイクポイント

部分的にニキビを隠したい人はコンシーラーを合わせよう
コントロール下地を使っても、赤いニキビが目立って嫌!という方は、コンシーラーを合わせて使うのもおすすめです。
ニキビ肌のメイクはなるべく重ね塗りを避けたいところですが、部分的に隠すことによって、化粧下地にそこまでカバー力を求めなくても簡単にニキビを隠せるというメリットもあります。
ポツッとできてしまったニキビをどうしても隠したい人は、ニキビ肌にも優しいコンシーラーを選びましょう。
ファンデーションはパウダータイプがおすすめ
化粧下地が完成したら、ファンデーションを塗りますが、ニキビ肌にはリキッドファンデーションよりもパウダーファンデーションの方がおすすめです。
ニキビは毛穴に皮脂や汚れが詰まることで引き起こされるので、ファンデーションの油分はできるだけ避けたい存在。
油分の多いリキッドよりも油分の少ないパウダーの方が、ニキビ肌向けのファンデーションといえます。
低刺激なミネラルファンデーションを選ぼう
そんなパウダーファンデーションの中でも特におすすめなのが、ミネラルファンデーション!
ミネラルファンデーションは肌に刺激のある成分を取り除き、メイク落としも不要なため、とにかく肌にやさしいファンデーションなのです。
ニキビ肌はできるだけ低刺激なものを選ぶと良いので、今回おすすめした化粧下地にミネラルファンデーションを合わせると、カバー力もありつつ、肌に優しいベースメイクが完成しますよ。
ニキビ肌におすすめの化粧下地ランキング
【1位】オルビス クリアデイケアベース

価格:1,200円(税抜)
容量:30g
カラー:ピンクベージュ
UVカット:SPF28 PA+++
ニキビや肌荒れを防止するための薬用成分「グリチルリチン酸2K」が入った化粧下地です。
肌に優しく、ニキビを隠しながらケアもできて、さらに肌をきれいに見せるという効果が期待できます。
しっとり美しく、簡単に肌色をワントーンアップさせることができ、軽いつけ心地で潤ったまま一日快適に過ごせます。
無香料、無着色、オイルフリー、紫外線吸収剤不使用、アルコールフリー、アレルギーテスト済み、ノンコメドジェニックテスト済みでニキビのできたデリケートな肌にも安心です。
【2位】草花木果 テカリ知らず

価格:2,160円(税込)
容量:26ml
UVカット:SPF25 PA++
植物由来の成分を使った化粧品シリーズの草花木果の化粧下地は、「テカリ」「ベタつき」「化粧崩れ」といった肌の悩みに着目した下地です。
吸収力に優れた「麻」のチカラで、肌の汗や皮脂をしっかり吸着し、テカりやすい小鼻もしっかりキープしてくれます。
ニキビができやすい人の中でも、メイクが浮きやすく、テカリやベタつきが気になる人におすすめです。
素肌感をアップさせる天然紅花色素と自然光パウダーで肌を美しく見せてくれます。
【3位】ノブ ベースコントロールカラー UV

価格:2,700円(税込)
容量:30g
カラー:ナチュラルイエロー
UVカット:SPF28 PA+++
敏感肌・乾燥肌向けのスキンケアブランドであるNOVのベースコントロールカラーは、1本で化粧下地とコントロールカラーの役割をもちます。
イエローカラーと2種類のパウダーで、ニキビやニキビ跡による赤みや毛穴やニキビ跡の凸凹をカバーしてくれます。
無香料、低刺激性、紫外線吸収剤不使用、タール色素不使用、ノンコメドジェニック、アレルギーテスト済み。敏感な肌にも優しく、肌を守ってくれます。
【4位】ラウディ BB&CCクリーム

価格:2,800円(税抜)
容量:25g
カラー:ナチュラルベージュ、クリアグレージュ
UVカット:SPF35 PA+++
これ1本でベースメイクが完了する、抜群のカバー力とスキンケア効果をあわせもったBB&CCクリームです。
化粧下地だけではなく、乳液、美容液、クリーム、日焼け止め、ファンデーション、コンシーラーの7役もこなしてくれる優れものです。
光を乱反射する特殊なパウダー配合で、凸凹もきれいにカバーしてくれます。
ニキビを隠したいけれど、できるだけ肌に負担がかからないようにするときにおすすめです。
【5位】プリモディーネ マットスキンカバー

価格:3,445円(税抜)
容量:15g
これ一本で、テカリ、小じわ、毛穴をカバーしてくれ、すっぴん肌に自信が持てるようになる化粧下地です。
肌になじみやすい効果で、さっとひと塗りするだけで毛穴や小じわの凸凹を目立たなくしてくれ、顔色も明るくします。
また1日中、テカらずにさらさらとした肌をキープしてくれます。
ビタミンC誘導体をはじめとした6種類の美容成分が入っているため、肌荒れ肌を健康な肌へ導きます。
【6位】HANAオーガニック ウェアルーUV

価格:4,000円(税抜)
容量:30ml
カラー:ピンクベージュ、イエローベージュ
ノンケミカルで100%天然成分のHANAオーガニックのウェアルーUVは、日中美容液、日焼け止め、化粧下地、ファンデーションの役割をあわせもった万能な化粧下地です。
乳液のようなテクスチャーでスッと肌になじみ、保湿成分が日中もうるおいを保ってくれます。
紫外線吸収剤、タール色素、石油由来成分、ナノ化原料は一切使用せず、紫外線散乱剤は肌に直接触れないようにコーティングをされたものを使用。
化粧落としも不要で洗顔料だけで落とせるので、ニキビ肌に負担がかからず肌に優しくなっています。
【7位】メンソレータム アクネス 薬用UVティントミルク

価格:880円(税抜)
容量:30g
カラー:肌色
UVカット:SPF50+ PA++
ニキビの元になりにくい薬用ティント乳液が採用されている、化粧下地としても使える日焼け止め乳液です。
殺菌成分のイソプロピルメチルフェノール配合でニキビ予防と紫外線対策が同時にできます。
色味はニキビ跡が目立たない肌色でつけるとほんのり自然と色づき、余分な皮脂を吸収してくれるのでテカリを抑えることができます。
【8位】ちふれ カラーメーキャップ クリーム

価格:450円(税抜)
容量:35g
カラー:グリーン
肌の赤みやくすみをカバーしてくれるグリーンのコントロールカラー部分用化粧下地。
ファンデーションのノリを高め、赤みのあるニキビなど気になる部分を隠してくれ、肌に透明感をあたえます。
また、ドラッグストアや薬局など市販でも購入することができ、価格もお手頃なのが嬉しいポイントです。
まとめ
ニキビ肌におすすめの化粧下地についてみてきましたが、ニキビの有効成分が含まれているものから、ニキビをカバーできるものまで幅広くあります。
その中から自分に合ったものを選べば、カバー力の高いファンデーションを選ぶ必要もないため、ミネラルファンデーションといった肌に優しいものを選ぶことができますよ。
ベースメイクは化粧下地とファンデーションをトータルして、自分の求めるカバー力に合う仕上がりで低刺激なものを選びましょう。