ニキビができると本当に憂鬱ですよね。そんなときに役に立つのがコンシーラー。
ニキビやニキビ跡を隠してくれる万能コスメのコンシーラーですが、何も考えずに選んでいませんか?
きちんとしたコンシーラーを使わないと、ニキビが悪化する原因になることもあるのです。
今回は、ニキビ肌のコンシーラーの選び方と使い方、おすすめのコンシーラーをご紹介します。
コンシーラーの役割とは?
コンシーラーは「部分用ファンデーション」とも言われています。
その意味は、ファンデーションではカバーしきれない肌の悩みを解消するというもの。
例えば目の下のクマや、陰になりやすい鼻の横側の色むらも、コンシーラーでカバーできます。
ニキビなど気になる悩みも隠すことができ、肌を均一に整えます。
肌をきれいに見せるためには欠かせないアイテムと言えます。
コンシーラーの種類
コンシーラーのタイプもクリームタイプやスティックタイプなど色々あります。
カバー力だけでいえばスティックタイプが一番ですが、肌によってはクリームタイプやリキッドタイプのものの方がいい場合もあります。
色味やカバー力だけで選ばず、テスターなどを使ってどれが一番いいか、色々試して選びましょう。
ニキビ肌のコンシーラーの選び方

ニキビがあるときのコンシーラーはどういったものを選べばいいのでしょうか?
にきび肌におすすめのコンシーラーの選び方についてみていきましょう。
薬用やニキビ向けのもの
ただニキビを隠すだけでいい、そんなコンシーラーはたくさんあります。
もちろん、その分ニキビが悪化するかもしれないというリスクは大きくなります。
ニキビ肌の人はそんなことを気にせず使える、ニキビ用のコンシーラーがおすすめです。
専用のコンシーラーなら薬用コンシーラーとしてニキビを予防する成分が含まれているので、メイクをしながらニキビケアをすることも可能です。
ニキビを予防する主な成分
ニキビ用のコンシーラーにはアクネ菌の増殖を防ぐ、イオウ、イソプロピルメチルフェノール、サリチル酸、オウバクエキスなどが含まれています。
他にも炎症を抑える効果のある、アラントイン、グリチルレチン酸、トコフェノール、オウバクエキスなども配合されています。
探すときにはこういった成分を目印にして購入しましょう。
このような抗菌作用と抗炎症作用がセットで配合されているコンシーラーを選ぶと、肌に負担をかけずきれいに見せる効果が期待できます。
低刺激なミネラルコンシーラー
薬用やニキビ用のコンシーラーとされていなくても、お肌への刺激を最低限にしたミネラル処方のコンシーラーもニキビ肌におすすめです。
ミネラルのコンシーラーにも通常のコンシーラーと同じようにいろんな種類がありますが、パウダータイプのコンシーラーもあるというのが特徴。
またクレンジング不要で石けんだけで落とせるのも肌に優しいポイントです。
ニキビを悪化させるオイルに注意!
コンシーラーに含まれるオイルにはニキビを悪化させるものもあるので注意が必要です。
オレイン酸、アマニ油、グレープシードオイル、ココアバターなどのオイルはなるべく避けるようにしましょう。
ニキビがあるときは、ホホバオイルやピーナッツ油、ココナッツオイル、スクワランといったオイルを選びましょう。
UVカット処方のもの
このほか、コンシーラーをはじめとしたコスメは、酸化チタンなど紫外線防止効果のある化粧品を使うようにしましょう。
ニキビができているときは、肌バリアが弱っていて紫外線など外的ダメージを受けやすい状態になっているからです。
ただし、あまりUVカット率が高い日焼け止めや化粧下地は毛穴をふさぐ可能性があり、ニキビを悪化させることもあるので注意が必要です。
ニキビの種類によって色味を変える
コンシーラーの色味はニキビの種類によって使い分けましょう。
例えば、赤ニキビでもそこまでひどくないものはグリーン系、赤みが強い場合はイエロー系やブルー系、ベージュ系のものを使います。
そして、肌の色と同じくらいか少し明るいものを選びます。
白ニキビであれば肌の色と同じくらいの色味のものを、黒ニキビの場合は肌の色より少し濃いめのものを選びましょう。
その際色味だけでなく、実際に肌にのせてみることも大切です。これは肌馴染みのよさでカバー力が変わってくるからです。
コンシーラーの上手な使い方ポイント!

何も考えずにコンシーラーを使うことも厳禁です!ここではコンシーラーの正しい使い方を説明します。
塗るタイミングはファンデーションの前!
コンシーラーを塗るタイミングはファンデーションの前がベストです。
ファンデーションのあとのコンシーラーはメイク崩れの原因になります。
ニキビの種類によって使うコンシーラーは変わりますが、塗るタイミングは共通だということを覚えておきましょう。
コンシーラーの量は少なめ
コンシーラーの量は軽くのせる程度にしましょう。気になるからといって沢山つけるのはタブーです。
コンシーラーの段階でまだニキビが見えていたとしても、ファンデーションをつければ目立たなくなります。
つけすぎはメイクのよれにも繋がるため、できるだけ使用する量は少なく、優しく広げるようにしましょう。
指で優しく馴染ませる
コンシーラーをつけるときは、つけすぎを防ぐために一度、手の甲にとってから調整します。
そして、ニキビなど隠したい部分より少しはみ出すように置き、綿棒や指を使ってポンポンと軽くたたくようにしてぼかし、色をなじませます。
隠したい部分が細かい場所ならブラシを、そうでなければ指でつけるといいでしょう。優しく叩き込むようにするのがポイントです。
しっかり叩き込むとカバー力が高まりますが、なじませ方が甘いとムラになります。
コンシーラ―のあとはミネラルファンデがおすすめ
コンシーラ―のあとに使うファンデーションは、リキッドタイプよりもパウダータイプのミネラル処方のものがおすすめです。
ミネラルファンデーションは肌に優しい処方で低刺激なうえ、クレンジング剤も不要です。
またミネラルファンデを使うと、化粧下地とコンシーラーを塗った肌でも厚塗り感がなく、自然な仕上がりになります。
気になる方はこちらのニキビ肌におすすめのファンデーションの記事もご覧ください。
ニキビ肌におすすめのファンデーションを紹介!フェイスパウダーは?
ニキビ肌におすすめのコンシーラー
それでは、ニキビ肌におすすめのコンシーラーをみていきましょう。
エトヴォス ミネラルコンシーラ―パレット

価格 | 4,500円(税抜) |
日焼け止め成分 | SPF36 PA+++ |
エトヴォスのミネラルコンシーラ―パレットは一つで、オークルベージュ、オレンジベージュ、ナチュラルベージュの3色を自分の悩みに合わせてカスタマイズできます。
付属のブラシもブラシ部分とスポンジ部分に分かれているため、使い方も自由自在。
ニキビやニキビ跡にはオークルベージュでスポンジ部分を使って一部だけを隠すことができます。
肌荒れを防ぐ「グリチルリチン酸ステアリル」配合で、ニキビが出来ている人にもおすすめの商品です。
24hコスメ ケアミネラルコンシーラーUV

価格 | 3,5960円(税込) |
日焼け止め成分 | SPF40 PA+++ |
24hコスメのコンシーラーはライトベージュとナチュラルベージュ2色入りのどんな肌色でもカバーできるコンシーラーです。
ユーカリ葉やクランベリー種子油など肌トラブルを整える植物成分も配合で、石鹸だけで落とすことができます。
ニキビ跡やくすみをしっかりとカバーしてくれ、ニキビが出来ている人や敏感肌の人にもおすすめです。
オルビス アクネスポッツコンシーラー

価格 | 1,200円(税込) |
日焼け止め成分 | SPF15 |
ニキビや肌荒れ、紫外線から肌を守り、健康な状態へと導きます。
色味はベージュ。ソフトフォーカス効果で色むらを補正し、自然な肌色に整えます。
薬用成分であるグリチルリチン酸ジカリウムと保湿効果のある桑白皮エキスを配合しています。
ノンコメドジェニックテスト済みでオイルカット処方となっています。
DHC 薬用アクネケア コンシーラー

価格 | 1,429円(税抜) |
日焼け止め成分 | PA++ |
ニキビ跡や色むらをカバーしつつ、肌にしっかりとフィットして長時間つけてもヨレない薬用コンシーラー。
イソプロピルメチルフェノールを始め、肌荒れを防ぐ濃縮オリーブリーフエキスや引き締め成分であるアーティーチョークエキスを配合。
テカり防止パウダー配合なのでつけた瞬間から余分な皮脂を吸着してテカり、べたつきを防ぎ、さらさら肌をキープできます。
ノンコメドジェニックテスト、アレルギーテスト済み。
アカラカバー

価格 | 2,418円(税抜) |
日焼け止め成分 | PA+++ |
ニキビやニキビ跡による肌の赤みをカバーしてくれるコンシーラー。
ビタミン豊富なアボカド油を使った、アボカドグリーン色となっています。
ビタミンK、ビタミンA、ビタミンCの働きによって、赤みの原因にアプローチしてくれます。
ニキビの赤みを隠しながら、赤ら顔のケアもできる万能コスメです。
エテュセ 薬用アクネ ポアスムーズコンシーラー

価格 | 2,000円(税抜) |
日焼け止め成分 | SPF40 PA+++ |
なめらかにのびてニキビと毛穴の両方をカバーできる、クリームタイプの薬用コンシーラー。
過剰な皮脂を抑えテカりも防げるのに、べたつかずサラサラした使い心地です。化粧直しのときによれることもありません。
アルコール、合成香料、鉱物油、紫外線吸収剤不使用。アレルギーテスト済。
パウダータイプのコンシーラーもおすすめ
ニキビ肌におすすめのコンシーラーには、自然な仕上がりになるパウダータイプのコンシーラーもあります。
ミネラルファンデーションとの相性もいいので、素肌感は残しながらも部分的にカバーしたい人はパウダータイプを選びましょう。
オンリーミネラル 薬用コンシーラー ホワイトニングケア

価格 | 2,000円(税込) |
オンリーミネラルの薬用コンシーラーはパウダータイプで、薬用美白成分がシミやそばかすを予防しながらカバーしてくれます。
シミの原因となるニキビ跡もケアをしながら、目立たなくしてくれます。
ニキビや肌荒れに悩んでいるときに、おすすめのコンシーラーです。
カラーはナチュラルとライトの2色展開。
レイチェルワイン パウダーコンシーラ―

価格 | 2,160円(税抜) |
レイチェルワインのパウダーコンシーラ―は、ニキビ跡やシミ、そばかすなど気になる部分だけをしっかりカバーしてくれます。
筆や指先に少量のコンシーラーをつけて、気になる場所をトントンとするだけで、厚塗り感もなく自然な仕上がりに。
カラーは4色展開で、肌色に合わせて選ぶことができます。
まとめ
最後にニキビ肌のコンシーラーの選び方のポイントをまとめました。
- ニキビ肌のコンシーラーは薬用のニキビ予防の有効成分が含まれたものを選ぶ
- 肌に刺激の少ないミネラル処方のコンシーラーもニキビ肌におすすめ
- 使用するコンシーラーの色味は、肌色やニキビの種類によって選ぶ
- 自然な仕上がりを求める人は、パウダータイプのコンシーラーがおすすめ
にきびを隠すためにはコンシーラーは欠かせませんが、悪化させたりしないよう必ずニキビ肌に合ったものを選びましょう。
今回紹介したようなコンシーラーを上手に使って、ニキビをカバーしましょう!
